このたび岡山県倉敷市の水島港において、ドローンを用いた飛行テストおよび環境調査を実施しました。今回の取り組みは、水島港エリアでの物資輸送の精度向上と港湾業務への活用を見据え、現地環境に適した運用条件を検証することを目的としています。水島港は工業地帯に隣接し、船舶の出入りや停泊が非常に多いため、ドローン運用における安全管理と運航の安定性を確認するうえで重要な試験場と位置づけています。
テストでは、GPS信号の安定性や通信状況、飛行中の視界や気象条件の影響を詳細に確認するとともに、周囲の騒音や鳥類の動向など環境への影響も調査しました。これにより、実際の運航における課題や改善点を具体的に把握することができました。
弊社ではこうした実証を重ねることで、安全で持続可能なドローン運用体制の確立を目指しています。今後も地元関係者や行政機関と連携し、港湾における新たな物流・観測インフラの構築に取り組んでまいります。