ドローンって何?

最近よく耳にする「ドローン」。
テレビやネットのニュースで見かけることも多くなり、「空を飛ぶ小さな機械」というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

ドローンとは?

ドローンとは、リモコン操作や自動操縦によって飛行する無人航空機の総称です。
大きさは手のひらサイズから人を乗せられるものまであり、プロペラで浮き上がり空中を自在に移動します。もともとは軍事利用から始まりましたが、近年は一般向けの技術が急速に進化しており、私たちの身近な存在になりつつあります。

どんな場面で使われているの?

現在ドローンは、さまざまな分野で活躍しています。

  • 撮影:映画やテレビの空撮、ウェディング映像など。
  • 点検:橋梁や高層ビル、風力発電機など、人が近づきにくい場所の安全確認。
  • 農業:農薬散布や作物の生育状況の確認。
  • 物流:離島や山間部など、交通が不便な場所への物資輸送。

ニュースで「ドローンが離島まで医薬品を届けた」といった話題を耳にしたことがある方も多いのでは?

これからのドローン

ドローンはまだ発展途上の技術です。
安全性の向上や飛行ルールの整備が進むことで、さらに身近な存在になると期待されています。
近い将来、ネットショッピングで注文した商品がドローンで届く日も現実になるかもしれません。

本日のひとこと

日進月歩(にっしんげっぽ)
科学技術や社会状況が日ごと月ごとに絶えず変化する様子を表す言葉。
絶え間なく進歩することを意味する表現ですが、実は「少しずつ」「ゆっくり」という意味ではなく「毎日のように進歩する」ということから「絶え間なく急速に進歩すること」を意味する言葉とされているんです。

本来の意味としては、学問や徳の修養を少しずつ積み重ねる「着実な進歩」の意味が強かったものが、科学技術や産業革命的な「スピード感のある進歩」を表すのに使われるようになったことで「日に日に進み、月ごとに進む」=わずかの間にも大きく進歩していく、という解釈が広まり、急速な発展を表す語感に変化したようですね。

昨今のドローン技術の進歩はまさに日進月歩、私たちの暮らしや産業に新たな可能性を切り拓いています。港湾業務における今後のドローンの活躍に期待が高鳴るばかりです。